〜季節の手仕事を暮らしにしつらえる〜
こんにちは、くみこです。
6月になると、スーパーや八百屋さんに「青梅」が並びはじめますね。
この時期だけの、みずみずしくてつややかな緑色。
見ているだけで、なんだか気持ちがしゃんとします。
私にとって、この季節の楽しみは「梅しごと」。
梅酒や梅シロップを仕込む時間は、
ちょっとだけ手をかけて季節と向き合う、とっておきのしつらいです。
🧂「梅しごと」は、実はとても簡単
「手間がかかりそう」「失敗しそう」と思っていませんか？
実は、基本をおさえれば誰にでもできるのが梅しごと。
必要なのはほんの数種類の材料と道具だけ。
なにより、仕込んでしまえば、あとは“待つ”だけなんです。
🍯 梅酒・梅シロップの基本レシピ
✔ 梅酒の材料（1L保存瓶の場合）
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青梅…500g
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氷砂糖…250〜500g（甘さはお好みで）
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ホワイトリカー…1L（またはブランデー）
- 消毒済みの広口瓶（1〜1.5Lサイズ）
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✔梅シロップの材料（保存瓶1リットル分）
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青梅（または完熟梅）……500g
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氷砂糖……500g
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消毒済みの広口瓶（1〜1.5Lサイズ）
※青梅：さっぱり、完熟梅：甘みと香りが豊か、好みで選びましょう。
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梅酒のつくりかたは梅シロップのつくりかた参照で、ホワイトリカーを注げばOKです。
■ 梅シロップって？
梅と砂糖を漬け込むだけのシンプルな保存食。
1～2週間で飲み頃になり、水や炭酸水で割ったり、ヨーグルトにかけたりと、いろいろ楽しめます。
体にやさしく、疲れやすい梅雨の時期の滋養にもなります。
■ 梅シロップの作り方
①【梅の下準備】
・梅をやさしく洗い、たっぷりの水に1〜2時間ほど浸けてアクを抜きます。
・水気をしっかりふき取り、竹串で「ヘタ（黒い部分）」を取り除きます。
②【瓶に詰める】
・梅と氷砂糖を交互に瓶に入れていきます（梅→砂糖→梅→砂糖…）。
・最後にしっかりフタをして、冷暗所または冷蔵庫へ。
③【毎日ひとまぜ】
・1日1回、瓶をやさしくゆすって中身をなじませます。
・10日〜2週間ほどで梅からエキスが出て、シロップが完成！
④【保存と飲み方】
・梅を取り出し、シロップだけを清潔な瓶に移し替えて冷蔵保存。
・水や炭酸水で4〜5倍に薄めて飲むのが一般的です♪
■ くみこ流・楽しみのヒント
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雨の日にゆっくり梅を洗う時間は、心を整える瞑想のよう。
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毎朝、瓶を眺めるのが小さな楽しみに。
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お孫さんと一緒に作るのもいい思い出に。
「日々変化していく梅の姿を見る」――そんな時間も、人生を味わうひとつのしつらいです。
■ Q. 梅の実はどうするの？
取り出した梅は甘くなっているので、ジャムにしたり、刻んでヨーグルトに混ぜても◎。
煮て梅コンポートにするのもおすすめです。
次回は、梅干しや梅ジャムにもチャレンジしてみたいですね。
「やってみたら案外カンタン！」そんな手仕事を、ぜひ日常に取り入れてみてくださいね。
💡くみこのポイントアドバイス
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青梅は、傷がなく硬くて青いものを選びましょう
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下処理の「なり口（ヘタ）とり」は竹串が便利です
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保存瓶は煮沸消毒 or 焼酎で内側を拭くと安心
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梅シロップは冷蔵保存すれば2〜3ヶ月楽しめます
🫙 忙しい方には「キット」や「完成品」もおすすめ
「やってみたいけど、材料を一つひとつ揃えるのが大変…」という方には、
最初からすべてが揃ったキットや、仕込んだ状態の“自家製風”完成品もおすすめです。
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🍹 楽しみ方はいろいろ
仕込んでおいた梅シロップは、
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朝の炭酸割りで目覚めの一杯に
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夕方のアイスティーに少し加えて香りを楽しむ
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ヨーグルトにかけても美味しい！
梅酒は、
氷をたっぷり入れたグラスで、1人の夜時間のお供にぴったりです。
📦 保存容器と道具も、しつらいの一部に
最近では、見た目もおしゃれな保存瓶がたくさんあります。
そのままキッチンや棚に置いておける、インテリアのような道具を選ぶのも、
“季節のしつらい”を楽しむポイントのひとつ。
🛒 ▶ WECK（ウェック）ガラスキャニスター
🛒 ▶ 木蓋つきガラスジャー（北欧風・おしゃれ保存瓶）
☘️ おわりに：季節の小さな手仕事は、心のリズムを整えてくれる
忙しい日々の中で、
季節を感じながら、少しだけ手をかける時間を持つこと。
それが梅しごとの一番の魅力です。
ふと見上げた曇り空の下で、
「今ごろ、梅はいい香りになってきたかな」なんて思う自分がいると、
梅雨がちょっと愛おしく思えてきます。
それではまた＾＾
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