【こころの整え方】目的を持つのは大切だけど、成り行きに任せるのも悪くない

60代

1. 目的を持つことの大切さ

人生を少し豊かにするためには、やはり目的を持つことは大切ですよね。
目標を持つことで、日々の行動に意味が生まれます。

  • 健康のために毎日近くの公園を歩く

  • 趣味の木工や庭仕事を楽しむ

  • 家の中を整える習慣をつくる

  • 桜並木や庭の木々を眺めながら歩くと、心も整う

目的は暮らしの道しるべのようなもので、迷ったときにも「次に何をすればいいか」がわかりやすくなります。


2. 成り行きに任せた時間の楽しさ

とはいえ計画通りにいかないことから、思いがけない喜びが生まれることもあります。

  • 散歩の途中で道を変えてみる

  • 庭木に囲まれた小さなギャラリーに出会う

  • 窓辺に飾られた季節の花や木漏れ日の光に心がほぐれる

予定の道を歩いていたら、この小さな幸せには出会えなかったでしょう。
成り行きには、偶然以上の価値があるのです。


3. 成り行きには無意識の願いが働いている

実は成り行きの中には、無意識の願いが作用していることがあります。

  • 「歩数を稼ぐ」つもりが「木陰で休みたい」と思っていた

  • 気まぐれな寄り道が、心地よい体験を生む

  • 偶然に見える出来事も、深い望みが導いていることがある

無意識の小さな願いが、日常の中で自然に現れているのです。


4. 季節のしつらいから学ぶ成り行きの楽しさ

季節のしつらいも、成り行きの喜びを感じさせてくれます。

  • 花屋で計画的に花を選ぶより出会った草花を摘んでみる

  • 道端で目にとまった野の花や落ち葉の枝を生ける

  • 部屋の空気がふっと柔らかくなる

  • 木々や季節の草花が暮らしにそっと寄り添う

意図していなくても、「今こういう空気がほしい」と心の奥で思っていたことが形になる瞬間です。


5. 家事や料理でも同じ

家事や料理も、計画通りに進めるより、気まぐれに動いた方が心が軽くなることがあります。

  • 冷蔵庫の野菜で即席スープやサラダを作る

  • 庭のハーブや小枝を添えてみる

  • 「今日はここだけ」と気まぐれに片づける

  • 木漏れ日の差し込む窓際の空気が変わる

偶然や成り行きに任せることで、日常の小さな幸せが自然に生まれるのです。


6. まとめ:舵を握るか、流れに身を任せるか

  • 目的を持つこと = 人生の舵をしっかり握る

  • 成り行きに任せること = 心の奥の願いに気づきながら流れに身をゆだねる

  • 両方を行き来することで、60代からの暮らしは豊かでしなやかになる

問いかけ

今日のあなたは、舵を握りますか?
それとも、木々の葉や風に身を任せるように、心の流れにそっと身を任せてみますか?

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