ミックスベリーの炭酸寒天とはちみつシロップ
子どもの頃、母が作ってくれた「サイダー寒天」。
冷蔵庫を開けると、透き通ったゼリーの中にフルーツがキラキラと浮かんでいて、夏休みのおやつの定番でした。
あの頃は甘さしっかりのサイダーでしたが、今はもう少し控えめに、そして大人の味に。
そこで今回ご紹介するのは、砂糖を使わず、食べる直前にはちみつシロップをかけるやさしい寒天。
ミックスベリーやブルーベリーをたっぷり入れた、見た目にも涼やかなデザートです。
材料(約4人分)
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ミックスベリー(冷凍可)… 150g
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炭酸水(無糖)… 500ml
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粉寒天 … 4g(スティック1本)
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レモンの輪切り…3枚
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はちみつ … 大さじ2〜3(シロップ用)
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水 … 大さじ2(シロップ用)
作り方
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寒天を煮溶かす
小鍋に粉寒天と水100ml(分量外)を入れ、よく混ぜてから中火にかけます。
沸騰したら弱火にして、1〜2分よく煮溶かします。 -
炭酸と合わせる
火を止めて少し粗熱をとり、炭酸水を静かに注ぎ入れます。
※泡立ちを抑えるため、炭酸は冷やしておくと◎ -
ベリーを加える
容器にミックスベリーを均等に入れ、寒天液を流し込みます。
レモンの輪切りは小さくカットして加えます。 -
冷やし固める
常温で固めたあと、冷蔵庫でさらに1〜2時間冷やします。 -
はちみつシロップを作る
お湯で溶かすととけやすいです。
熱湯だとはちみつの成分がかわるのでご注意ください。
冷まして保存容器へ。 -
仕上げ
寒天を器に盛り、食べる直前にはちみつシロップをかけてどうぞ。
ポイント
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炭酸水は無糖タイプを使うことで甘みをコントロールできます。
- 寒天の量によって固さがかわります。
わたしはゆるめが好きなのでこの分量ですが、しっかり固めたい場合は増やしてください。 -
冷凍ベリーを使う場合は、凍ったまま入れてOK。寒天液の温度を少し下げてから加えると色がにじみにくいです。
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はちみつシロップの代わりにメープルシロップもおすすめ。
栄養面と健康効果
・ベリー類:ビタミンC、ポリフェノールで抗酸化&美肌に◎
・寒天:食物繊維が豊富で腸活サポート
・レモン:クエン酸で疲労回復
・はちみつ:ミネラルや酵素で体にやさしい自然の甘み
甘さ控えめに仕上げると、ベリーの酸味と炭酸の爽やかさが際立ちます。
食べる人が自分の好みでシロップをかけられるので、家族で甘さの調整ができるのも魅力。
母の味をちょっと大人仕様にして、この夏の涼やかな一皿にいかがでしょうか。