【60代からだの美人】昔の味をやさしくアレンジ*フルーツソーダ寒天

60代

ミックスベリーの炭酸寒天とはちみつシロップ

子どもの頃、母が作ってくれた「サイダー寒天」。
冷蔵庫を開けると、透き通ったゼリーの中にフルーツがキラキラと浮かんでいて、夏休みのおやつの定番でした。
あの頃は甘さしっかりのサイダーでしたが、今はもう少し控えめに、そして大人の味に。

そこで今回ご紹介するのは、砂糖を使わず、食べる直前にはちみつシロップをかけるやさしい寒天。
ミックスベリーやブルーベリーをたっぷり入れた、見た目にも涼やかなデザートです。


材料(約4人分)

  • ミックスベリー(冷凍可)… 150g

  • 炭酸水(無糖)… 500ml

  • 粉寒天 … 4g(スティック1本)

  • レモンの輪切り…3枚

  • はちみつ … 大さじ2〜3(シロップ用)

  • 水 … 大さじ2(シロップ用)


作り方

  1. 寒天を煮溶かす
    小鍋に粉寒天と水100ml(分量外)を入れ、よく混ぜてから中火にかけます。
    沸騰したら弱火にして、1〜2分よく煮溶かします。

  2. 炭酸と合わせる
    火を止めて少し粗熱をとり、炭酸水を静かに注ぎ入れます。
    ※泡立ちを抑えるため、炭酸は冷やしておくと◎

  3. ベリーを加える
    容器にミックスベリーを均等に入れ、寒天液を流し込みます。
    レモンの輪切りは小さくカットして加えます。

  4. 冷やし固める
    常温で固めたあと、冷蔵庫でさらに1〜2時間冷やします。

  5. はちみつシロップを作る
    お湯で溶かすととけやすいです。
    熱湯だとはちみつの成分がかわるのでご注意ください。
    冷まして保存容器へ。

  6. 仕上げ
    寒天を器に盛り、食べる直前にはちみつシロップをかけてどうぞ。


ポイント

  • 炭酸水は無糖タイプを使うことで甘みをコントロールできます。

  • 寒天の量によって固さがかわります。
    わたしはゆるめが好きなのでこの分量ですが、しっかり固めたい場合は増やしてください。
  • 冷凍ベリーを使う場合は、凍ったまま入れてOK。寒天液の温度を少し下げてから加えると色がにじみにくいです。

  • はちみつシロップの代わりにメープルシロップもおすすめ。


栄養面と健康効果

・ベリー類:ビタミンC、ポリフェノールで抗酸化&美肌に◎
・寒天:食物繊維が豊富で腸活サポート
・レモン:クエン酸で疲労回復
・はちみつ:ミネラルや酵素で体にやさしい自然の甘み

甘さ控えめに仕上げると、ベリーの酸味と炭酸の爽やかさが際立ちます。
食べる人が自分の好みでシロップをかけられるので、家族で甘さの調整ができるのも魅力。
母の味をちょっと大人仕様にして、この夏の涼やかな一皿にいかがでしょうか。

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